2024年6月19日 講師に深山宗和先生をお招きし、茶道体験会を行いました。お軸やお道具の説明→お菓子→お抹茶を点てる という順番で体験会が進められ、礼儀作法もしっかり説明して下さいました。
座る位置は畳のヘリから16目の位置に膝がくるよう座ります。16目あけるのはお茶碗をおいたり、お辞儀で手をつく際、必要なスペースを開ける為でした。全ての動きに意味があり、相手への気遣いが感じられました。
まずはお菓子をいただきます。和菓子には、お茶の味を引き立たせるという重要な役目があります。
季節を感じ味わうことで、その後いただくお茶が格段に美味しくなる為、お菓子を先にいただきます。
今日ご用意頂いたお菓子は夏の茶花として使われる木槿(むくげ)を模したものだそうです。
お菓子をいただいた後は、いよいよお茶点てです。泡をしっかりたてて混ぜるのは意外と難しく、先生の所作の綺麗さは見事でした。
飲み終わるとお茶碗全体の姿を拝見します。低い位置で、左右から傾けて、絵付けや、高台の方までじっくりじっくり見るのだそうです。
一通りの流れが終わったら、最後に1名がお客様となり、先生のお点前を見学させていただきました。
日本の伝統文化とおもてなしの心に触れる貴重な体験となりました。深山宗和先生、ありがとうございました。