足立小のすぐ近くに五反野親水緑道があります。お家の場所によっては、毎日のように通りがかる方もいるでしょう。
五反野親水緑道は水深の深いところ、浅いところ、流れの早いところ、遅いところと変化に富み、水辺に植物が育っていることから、多くの生きものが棲んでいます。
今回は、そのような場所でも、特に水辺が好きな昆虫であるトンボに注目してみます。
今回紹介するトンボは、五反野親水緑道と裏門堰親水水路で発見したトンボたちです。


ショウジョウトンボ。真っ赤なのでオスです。


シオカラトンボ。白黒なのでオスですね。有名なので知っている方も多いと思います。


オオシオカラトンボ。こちらも白黒なのでオスです。シオカラトンボによく似ていますが、眼の色、腹の黒い節の数と太さ、体全体の色、翅の根元の特徴で、区別できます。



コシアキトンボ。たぶんオス。羽の根元が黒いことと、腹の2節が黄色もしくは白である特徴があります。
この写真のみ、裏門堰親水水路(古隅田川)でのものですが、五反野親水緑道にもいます。
トンボは縄張り意識の強い昆虫ですので、種類にもよりますが、比較的いる場所が決まっています。
地図で示すと、以下のあたりで見かけました。青:シオカラトンボ/オオシオカラトンボ、黄:コシアキトンボ、赤:ショウジョウトンボ
参考にして、ぜひ皆さんも、探してみてください。
