12月14日（土）は、学習発表会の保護者鑑賞日でした。
（前日は、ひまわり学級・１年生～６年生が他の学年に発表を行う児童鑑賞日でした。）
学習発表会のスローガンは、「友達と協力し、学んできたことが、みんなの心に届く発表をしよう。」です。
当日は、３年生→１年生→５年生→ひまわり学級→２年生→４年生→６年生の順で開催されました。
運動会でのダンス表現と、10月に鑑賞した劇団四季のライオンキングを通し学んだ『表現』について発表していました。運動会のダンスでは、クラスごとにオリジナルの表現を考え、工夫した点の説明があった後にステージでダンスを披露し、クラス別の違いが分かりやすく表現されていました。ライオンキングの劇では7役に分かれ動物の動きや声の出し方、表情を工夫し、シーンに合わせ照明を変えるなど素晴らしい演出でした。最後はライオンキングの「ハクナ・マタタ」の曲に合わせ観覧席の周りを踊りながら移動していました。見ている人達も手拍子をしながら一緒に楽しんでいるのが印象的でした。
効果音を使い可愛らしい忍者となって、様々な忍術を披露していました。仲間と協力する大切さや、様々な学びから得た表現力が集結している素晴らしい発表でした。体育で学習してきた運動あそびの技を取り入れた構成、音楽の学習を通して、楽器ごとに音色が違うことに気付いたことから、打楽器を使って効果音を作り発表しました。いくつかの種類の忍者隊に分かれて、それぞれの得意技（ボール投げ、側転とブリッジ、縄跳び、フラフープ）を、それぞれ忍法「○○の術」として対戦する形で発表しました。最後は全員で元気な歌（勇気100%）とダンスを披露していました。
授業でメキシコの文化を学んだことをきっかけに自分達の興味のある国の習慣や文化を調べ発表していました。『世界の果てまでイッテ5！』とかけ声に合わせ様々な国の幸せについて紹介していました。その国に伝わる伝統文化(民族衣装、料理、音楽、スポーツ、地域の紹介など)を分かりやすく説明し、その国の言語も使い表現していました。幸せなことだけでなく、困っていることや不衛生な環境で起こる感染症で命を落とすといった重いテーマにも関心を向け発表していて非常に勉強になりました。あれだけ多くの国を紹介するのに一度も滞りなく協力し合って発表している姿に感心しました。
いろいろな動物の特徴を、自らの体を使って表現していました。強調したいポイントの説明もあり、授業の中でよく観察をしている事が伝わってきました。途中、セリフを間違えてしまった場面がありましたが、その時のフォローの様子が普段の仲の良さを示しているようで、会場全体も温かい気持ちになりました。ハンドベルや、竹の棒を横に飛びながら超えたり、最後は手話を交えた合唱と、一人一人の能力に応じた演目があり、それを精一杯演じている様子も伝わってきました。
町探検で得た実体験（保育園・工務店・肉屋・美容院・ピアノ教室・鍼灸整骨院など）を元に色んな職業についての紹介、体験の再現、感想を発表していました。例えば工務店だと、大工さんチームの子供たちと探検隊チームの子供たちに分かれて、トンカチに見立てた大道具を作って使い方を教えるといった感じです。どんな仕事なのか説明をする時も、各チームが客席に伝わるように身振り手振りを取り入れて説明をしている姿に、伝えようとする気持ちが入っているなと感じました。我が子が探検に行ったお仕事以外はどんな体験をしたのかあまり知らなかったので、プロジェクター投影しながら紹介してくれて様子が良く分かりました。
将来の夢とは？という問いに考えていく発表でした。主人公のみゆきは将来の夢と言われて思いつかず困ってしまいます。前半はみゆきの同級生5人が今の段階で考えている将来の夢、なりたい仕事について発表。後半はその小学生の20年後にタイムスリップをして、実際どのような仕事に就いたのかと話が進んでいきます。みゆきは、全く違う仕事に就いた友達や、夢を叶えたけどやり甲斐を感じられなくなっているそれぞれの様子を見て、自分なら…と、将来の夢の作文を書き始めるところで終わりました。みなさんはどんな夢がありますか？どんな風に夢について作文を書きますか？と、主に下級生に向けてのメッセージが発せられていて印象的でした。
子供だからと見下されている児童が策を練り、先生を撃退する(？)イタズラを仕掛けていく劇です。廊下にビー玉、階段に人形の生首など、先生たちもやられっぱなしです。ついには先生の方から決闘を申し込み、子供達とやり合うのですが…結局はお互いのことを認め合うというエンディングです。勝手にスイミーとかモチモチの木とかのようなよくある劇をするのかなと思ってたので、予想とは違う内容に驚いたと同時に練習大変だっただろうな、と感心しました。2年生、4年生は働く大人や職業についてがテーマでした。社会に出た後にどのようなモチベーションをもって仕事をするのか、私達親が小学生だった頃より早い段階から授業を通して学んでいるんだなと思いました。
