足立区立足立小学校 ほごしゃ572

足立小周辺の生きもの調査

昨年、足立小周辺の生きもの調査(トンボ編)の記事を書きました。今年もコミセン横の五反野親水緑道と東京拘置所横の裏門堰親水水路で出会った、さまざまな生きものを紹介します。今年はトンボはもちろんですが、他の種類の生きものも紹介します。まずは五反野親水緑道で見つけた生きものを先に紹介します。


では、トンボから(特別トンボが好きなわけではないですが…)。
去年もいました、ショウジョウトンボです。去年はオスでしたが、今年出会った個体はメスと思われます(羽化して時間が経っていないオスの可能性もあるようです)。羽の根元の黄色いところと幅広い腹が特徴です。

今年は、アオモンイトトンボも発見しました。アオモンイトトンボはアジアイトトンボともそっくりですが、青くなる節の場所が違っていて、アジアイトトンボは青い節がこの写真のアオモンイトトンボよりも一つ先端になります。アオモンイトトンボとアジアイトトンボにはその程度の違いしかありません。メスにはこの青い節がないですし、オスも青い節の場所以外はそっくりなので、どのように仲間かどうかを見分けているのでしょうか。人間にはわからない他のどこかで見分けているのでしょうか。昆虫は人間と違って紫外線が見えるそうですので、ひょっとすると紫外線で見ると全然違うのかもしれません。無理なことですが、トンボに答えを聞きたいものです。

そして、写真では撮れませんでしたが、ギンヤンマもいました。去年見つけた種類は今年も見かけましたので、この地域には

ギンヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、アオモンイトトンボと6種類はいることがわかりました。来年は種類が増えるでしょうか?

つぎはベンケイガニ(と思われます)です。児童館前の崩れた土手のところにいますが、なかなか警戒心が強いので出てきてくれません。今日は出てきてくれるかな?と、遠くから見て、今日は見れそうとなったら、できるだけ動かずに待ち続けました。

カニにとって私自身が景色の一つになるくらいに静かに待った結果、判ったことが一つあります。それは、このベンケイガニ、実はお家を二つ持っています(うらやましい!)。向かって右の穴から左の穴に移動しています。どちらが別荘なのか気になりますね。下の3枚は移動したときの様子です。

この個体以外にも、じゃぶじゃぶ池の前あたりにもベンケイガニはいました。どちらにも共通しているのは、護岸されていたところが崩れて、土が見えているところにいたということでした。ここに限らず、護岸された川岸の方が治水・利水などの観点からは都合が良いのですが、生きものが棲むとなると、ちょっと違うということですね。人間との共存をどう考えるか、難しいところです。

続いて鳥の仲間を紹介します。こちらはムクドリです。朝の早い時間にいることが多いかもしれませんね。

コサギです。真っ白な体と黒いくちばし、脚は黒ですが、脚の指は黄色であるところが特徴です。水路で餌を探しています。

アオサギです。とても大きな鳥です。こんな大きな鳥が飛んで来るくらい、水路は餌が豊富で良い環境ということですね。

今年もカルガモが来ました。卵を温めています。こちらは、親水緑道の最上流の植え込みにいました。残念ながら、今年はあまり多くのひな鳥には会えませんでした。

そして、カニやカルガモの卵を狙う生きものもいました。蛇です(たぶん、アオダイショウ)。ここは児童館前くらいだったので、カニやカルガモがいたところとは離れていましたが、1mくらいはありましたので、この地域の生態系のトップに君臨しているのではないでしょうか。

続いて、裏門堰親水水路です。大きな鯉、ボラ、ブルーギル、アカミミガメがたくさんいますね。今日もたくさんのカメが日光浴をしているなぁ…と思っていたら、1匹に違和感を感じました。顔が細長いし可愛い目をしている。ちょっと違うぞ…と思って目を凝らしてみたら、なんと!スッポンでした。目撃したのは2回目です(何年か前)。カニのときは冷静に見ることが出来ましたが、スッポンにはちょっと興奮して動いてしまったので、早々に水中に潜ってしまいました。この個体も大きいので、ここの主かな、と勝手に思っています。また会いたいですね。

よく探すと、実は色々な生きものがいるものです。皆さんも、熱中症には十分に注意して、生きもの探しに出かけましょう!

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